【永代供養について① 〜 永代供養とは?】

blog_170607.jpg生前より永代供養を希望する中高年が増えている現状を見る限り、永代供養は新しい形式として注目を集めていると言えます。

永代供養は従来の親族や身近な方がお墓にお参りし供養することとは異なり、お寺や墓地・霊園の管理者が一定期間にわたって遺骨を維持管理し、供養してくれるというものです。永代供養は未来永劫というわけではなく、お寺や霊園ごとに期限は決められているものの、一般的には33回忌までとするところが多いようです。他にも墓を継承すべき子孫が何らかの事情で檀家を辞めた場合などは、永代供養の契約が破棄されることがあるようです。

契約期限後の遺骨は多くの場合、他の遺骨と一緒に合祀され、永代供養墓などで供養が行われるようです。これには決まりはなく遺骨を土に埋葬したり、遺骨の一部を骨壺に入れ残りは土に埋葬するなどの方法があるので、契約前に確認しておくと良いでしょう。

似ている言葉に「永代使用」がありますが「永代供養」とは意味が異なり、「お墓の土地を永代にわたって使用する権利」のことで、墓石を建てる場合にはその土地の使用料を払う必要があります。間違わないよう、覚えておくことをお勧めします。

永代供養の種類とその傾向

永代供養が広がりつつある背景には、家族の形態やお墓を取り巻く状況の変化が考えられます。その中でも現代において進みつつある少子高齢化や子供・親族に迷惑をかけたくない心持ちなどが一番の要因と言えるかもしれません。
永代供養は下記のように大きく分けて2種類の形態で供養されています。

●個別納骨タイプ
・個人墓
一般的なお墓は一族や家族が埋葬されますが、個人墓は1人だけが埋葬されるお墓のことです。例えば生涯独身の方が自分だけの遺骨を埋葬したいと希望される場合や承継者がいない、親族に負担をかけたくない等の理由で選ばれているようです。個人墓のデメリットとして、墓石のデザインは選べず定型の石塔が使われることと一定期間がたつと他の遺骨と共に合祀されることが多いこと、他の永代供養に比べ費用が高い点があげられます。

・夫婦墓
納骨されるのは夫婦だけというお墓です。子どものいない夫婦が増えている現状、お墓の維持管理を続けることが難しい場合に選ばれ、墓石には家名ではなく夫婦の名前が連名で書かれます。一般的には右側に夫、左側に妻の名前とし、二人目が亡くなり戒名が刻まれた時点で夫婦墓となります。メリットとしては夫婦で思い切った墓石のデザインを選べ、子供がいる場合は残される子孫に迷惑はかけたくないなどで、デメリットとしては夫婦墓は一代限りのお墓で、夫婦が亡くなってから一定期間を過ぎると他の方のご遺骨と合葬され、その後は個別に取り出せなくなることです。

●合祀・合葬タイプ
・合祀墓・合葬墓
家族墓にこだわりたくない人達や同じ思想を持つ人達を1つのお墓に埋葬する際のお墓です。一般的な納骨が故人様一人一つの骨壷に収まるのに対し、合祀墓は故人様のご遺骨を他の方のご遺骨と一緒に直接合祀墓に入れる形式になります。生前から合祀墓の手続きや費用を支払うことで、後々無縁仏にならないように合祀墓に納骨後も供養を永代に渡って寺院で執り行ってもらえます。ただ、デメリットとしてご遺骨は既に他の人のご遺骨と混ざってしまっているため取り出すことができない点があります。

現在、お墓を引き継ぐ人がいても子どもに負担をかけたくないという理由から墓じまいをし、永代供養を選ぶ方が増えているようです。
尚、永代供養墓に入るには、お寺や霊園の一定資格や条件を満たしている必要がありますので、検討される場合はご相談されるとよいでしょう。

ご家族それぞれに合ったお墓でご先祖様の供養を

永代供養と従来のお墓、どちらもご先祖様の魂が安らかにいられるよう供養し、ご家族の心の拠りどころになるものに変わりはありません。メリット・デメリットの両面と今後の人生設計を十分考え、ご家族で相談の上でぴったりの供養の形を選びたいものです。

『お墓についてよくある疑問や質問』はこちらから >>


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