2016年8月26日

【「タイヨウ群馬聖苑」にて、人形供養開催のお知らせ】

想いの込められた人形やぬいぐるみのお焚き上げをし、供養する人形供養。5月の開催では、参加いただいた皆さまに大変好評でした。その人形供養を9月25日(日)、「タイヨウ群馬聖苑」において開催いたします。前回の会場とは場所が異なりますので、ご注意ください。

<イベント内容>

●お葬式に関わるなんでも相談会(10:00~14:00)
専門のスタッフがわかりやすくお答えします。

●人形供養(11:30~)
11:30から住職による読経開始となります。供養料は1世帯につき、会員様は無料(受付で会員カードをご提示ください)、一般の方は500円です。供養されたいお人形本体を、イベント当日8:30~11:00の間にお持ちください。お人形を収納している容器(ガラスケースや箱など)はお引き受けできませんので、ご了承ください。

イベント当日は入場無料です。「タイヨウ群馬聖苑」は高崎市足門町249-4、足門工業団地入口前、お問い合わせは0120-02-0983でお受けしております。皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。

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2016年8月17日

【知っておきたい葬祭費のこと】

blog_0817.gif健康保険に葬祭の給付金制度があることをご存知ですか?健康保険加入者が死亡した場合は埋葬料が、国民健康保険加入者・後期高齢者医療制度加入者が死亡した場合は葬祭費が給付される制度です。ここでは葬祭費について、詳しくご紹介します。

葬祭費の給付を受けるためには、死亡した方が国民健康保険または後期高齢者医療制度に加入していなければいけません。(被保険者が75歳になると、加入先が国民健康保険等から後期高齢者医療制度へと変更します。)葬式後、亡くなった方の住所がある市役所・町役場に、喪主を申請人として申請を行いましょう。葬儀の日から2年以内が申請期限となっています。ただし死亡した方の国民健康保険加入期間が3か月未満の場合、交通事故などの加害者から葬祭費の賠償を受ける場合など、葬祭費の支給を受けられないことがあります。

高崎市の場合、葬祭費として5万円の給付を受けることができます。申請には次のものがすべて必要です。

●国民健康保険の場合
 ・国民健康保険証(世帯主が死亡された場合は、全員の保険証)
・喪主の印鑑
・喪主の預金口座のわかるもの(預金通帳など)
・喪主の身分証(運転免許証など)
・喪主の確認ができるもの(葬儀の領収書・会葬礼状など)
・個人番号カード、または通知カード+身分証明書
・申請書(申請窓口などで配布されます)
高崎市役所では保険年金課・国保担当が申請窓口となっています。

●後期高齢者医療制度の場合
 ・死亡した人の被保険者証
 ・喪主の印鑑
 ・喪主の預金口座のわかるもの(預金通帳など)
高崎市役所では保険年金課・医療給付担当(後期高齢者医療担当)が申請窓口となっています。

もらい忘れのないよう、期限までに申請してください。

2016年8月10日

【お盆の迎え方】

blog_0810.gifご家庭の宗派や住んでいる地域によって、お盆のお供え物や迎え方は異なります。ここでは、基本的なお盆の迎え方を見ていきましょう。

●12日夕方
精霊棚(盆棚)・仏壇を精霊馬・精霊牛や盆花などで飾り付け、季節の野菜・果物・砂糖菓子をお供えします。きゅうりの馬(精霊馬)は迎え盆の時に、ナスの牛(精霊牛)は送り盆の時に、先祖の霊が乗るためのものです。花びらを船にして帰ってくるというハスの花や、先祖が迷わないように道を照らすほおずきなども、お盆ならではの飾りです。

●13日の朝
お盆の初日は「迎え盆」とも言われます。夕方に麻幹(おがら)などを燃やした迎え火をたき、先祖の霊を迎え入れます。迎え火をたかずに、ちょうちんを使う場合もあります。

●16日夕方
お盆の最終日は「送り盆」とも言われます。迎え盆と同様に麻幹(おがら)などで送り火をたき、先祖の霊をお送りします。盆飾りやお供えをわらの船に乗せて海や川に流し、病気や災いも一緒に流すという精霊流しを行う地域もあります。同じようなもので、灯籠流しや大文字の送り火などもあります。

先祖にお礼の気持ちを伝えたり、故人に思いを馳せたりして、心穏やかにお盆をお過ごしください。

2016年8月 5日

【お盆の由来、ご存じですか?】

blog_0805.gif今年もお盆が近づいてきました。毎年当たり前のように迎えているお盆ですが、どのようにして始まった行事なのか、ご存知ですか?

日本では8世紀ごろ、宮中仏事として、夏に祖先供養を行うという風習が確立されたと考えられています。この祖先の霊を祀る行事である「お盆」は、日本古来の祖霊信仰と仏教が習合した行事であると言われています。

仏教では、8月13日~16日の4日間に「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という行事が行われます。目連尊者の亡母が餓鬼道に堕ち、その供養をしたという伝説に由来する「盂蘭盆会」。その伝説から、祖先の霊を供養したり、亡き人を偲んだりする行事となりました。

一方、日本古来の祖霊信仰では、祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流するという行事が、初春と初秋に行われていました。やがて初春の行事が正月となり、初秋の行事が「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と習合して「お盆」になったと言われています。

今年のお盆は、このような由来にも思いを巡らせながら過ごしてみてはいかがでしょうか?