2016年6月23日

【知っていますか?喪服のマナー ~女性編②~】

003743.jpg今回は女性の喪服に合わせる靴やコートなどを選ぶポイントをご紹介します。

●靴
喪服には装飾の目立たない、黒系のシンプルなパンプスを合わせましょう。正式なものは布製ですが、シンプルであれば革製でも問題ありません。スエードや型押し・エナメルなど光沢のある素材、目立つ金具が付いていたり派手な装飾が施されたりしているものは控えましょう。ミュールやサンダル・ブーツ・スニーカー・ピンヒールはマナー違反です。3~5cm程度で安定感のある太めのヒールがおすすめです。

●コートやストール・手袋など
コートやストール・手袋はウールなど革以外の素材で、黒・紺・グレーなどシックな色合いのものを選ぶといいでしょう。カジュアルすぎるデザインのものやダウンジャケットは避けましょう。毛皮などの革製品だけではなく、フェイクファーなども動物を連想させるので、葬儀の場にはふさわしくありません。金具が目立つものや光沢のある素材を使用したもの、装飾に目が行ってしまうようなデザインのものは避けたほうがいいです。コートはファーの襟を取り外しできるデザインなどを選ぶと、普段使いもできておすすめです。

靴やコート・ストール・手袋なども喪服と同様に、清潔感のある控えめなものを意識するといいでしょう。

次回はメイクやアクセサリー、数珠などの持ち物についてご紹介していきます。

2016年6月20日

【知っていますか?喪服のマナー ~女性編①~】

003743.jpg今回は「喪服のマナー ~男性編~」に引き続き、女性の喪服についてご紹介します。

●仮通夜・通夜での衣服
「取り急ぎ駆けつける」という意味で紺・グレーなどの地味な色のスーツやワンピース、または黒無地のブラウスとスカートがいいです。ストッキングは黒または肌色に。事前に通夜の日時がわかっている場合は、ブラックフォーマルを着用しましょう。

●葬儀・告別式での洋装
黒のワンピースやアンサンブル、スーツなどのブラックフォーマルで、肌をあまり見せないのが礼儀です。夏場でも肘が隠れる袖丈にして、スカート丈は動いても膝が見えない丈にしましょう。立ったり座ったりする動作が多くなるので、タイトなものよりはフレアタイプの方が動きやすく、シワにもなりにくくておすすめです。衣服の装飾はあまり華やかにならない程度であれば、問題ありません。シンプルながら、サテンやリボン・刺繍が施してあるなど、女性らしいデザインのブラックフォーマルも素敵です。ストッキングと靴は黒にしましょう。

●葬儀・告別式での和装
喪主や遺族が着ることの多い黒紋付(黒喪服)。現在はレンタル喪服も増えていて、レンタル先や葬儀社が着付け師を手配してくれる場合もあります。黒無地の帯、白い足袋、黒の草履、帯留めや髪飾りなどはつけません。和装喪服は着る機会の少ない方が多いと思いますので、レンタル先や葬儀社などでどのようなものがいいのか聞いてみるといいでしょう。

故人を想い弔う場では、清潔感のある弔意を込めた装いを心がけたいものです。

次回は女性が喪服を着用する時のアクセサリーや持ち物などについて、ご紹介します。

2016年6月 6日

【「アムール箕郷ホール誕生イベント」大盛況のうちに終了しました!】

5月29日(日)、「アムール箕郷ホール誕生イベント」を開催いたしました。当日は県内遠方からも多くの方々にご来場いただき、おかげさまで大盛況のうちにイベントを終えることができました。

ホール内見学や葬儀相談会など、多くの方々に参加していただき、無料昼食会ではビュッフェスタイルの食事を楽しんでいただきました。

中でも大変反響が大きかったのは人形供養です。当日は雛人形やぬいぐるみ・五月人形など3,500体ほどが、住職の読経により供養されました。愛着のある人形を処分できずにいた方も多かったようで、無事に供養が終わり安堵されておりました。

今回で12回目の人形供養ですが、また次回開催できるよう準備を進めてまいりたいと思います。当日ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。今後ともタイヨウ群一葬儀社並びに「アムール箕郷ホール」を、どうぞよろしくお願いいたします。

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2016年6月 2日

【知っていますか?喪服のマナー ~男性編~】

少しずつ夏に向かっておりますが、皆様衣替えはお済みでしょうか?今回は葬儀に関する衣服、その中でも男性の喪服についてお話したいと思います。これから喪服の準備をする方はぜひ参考に、すでに一揃え準備できている方は一度確認してみてください。

●スーツ
仮通夜や通夜は「取り急ぎ駆けつける」という意味で濃紺などのダークスーツ、葬儀・告別式はブラックフォーマルが基本です。事前に通夜の日時がわかっている場合はブラックフォーマルがいいでしょう。ブラックフォーマルはウエストサイズを調節できるものやシンプルなデザインのもの、オールシーズン用のものが便利です。白シャツに黒無地のネクタイ、黒のビジネスソックス、黒か白のハンカチも揃えておきましょう。ポケットチーフは避けたほうが無難です。

●靴・ベルト
金具などの装飾品が目立たない黒色のものにします。型押しのものやエナメルなどの光沢のあるものは避けましょう。

●コートやマフラー、手袋など
生き物の皮製品は殺生を意味し、死を連想させます。毛皮やワニ皮・ヘビ革などの爬虫類系のもの、直感的に動物を意識させるフェイクファーなどは避けましょう。金具や装飾品が目立つものも避けたほうがいいです。

●アクセサリーなどの装飾品
結婚指輪以外のアクセサリーは外し、ネクタイピン・カフスボタンもつけません。香水は控え、整髪料なども匂いがわからないようなものを使いましょう。

●数珠
数珠は自分の家の宗派のものを準備しておきましょう。仏教徒でない人は数珠を用意する必要はありません。

blog160602.gifサイズは問題ないか、カビが付いていないかなど、喪服は定期的にチェックしておきたいものです。また白いワイシャツ、黒のネクタイ、黒のビジネスソックス、黒か白のハンカチをまとめておいたり、不祝儀袋や薄墨の墨ペン、数珠なども一箇所に置いておいたりすると慌てずにすみます。

葬儀は参列する方も準備の時間がなかなかありません。日頃からすぐに対応できるようにしておきたいものです。