2026年7月29日

【この時期気を付けたい、手軽にできる熱中症対策】

blog_210727.jpg本格的に暑くなってきたこの時期に気を付けたいのは、何といっても熱中症です。近年の温暖化で国内では記録的な酷暑が観測されています。2025年には、伊勢崎市で41.8度の観測史上最高気温を観測しました。そして、2026年より気象庁は40度以上の日の気象用語を「酷暑日」と決定しました。

真夏には連日の危険な暑さによる熱中症で多くの方が救急搬送されています。年齢別でいうと高齢者が最も多く、次いで成人、少年、乳幼児の順で、発生場所は住居内、道路上の順で多くなっています。
また、湿度は高いものの比較的過ごしやすいとされている梅雨時にも関わらず、まだ身体が高温に慣れていない時期に急激に上がった気温で調節機能がうまく作用せずに熱中症が多発しています。近年では、日中・就寝中に限らず家にいて熱中症にかかるケースも多いとされています。

環境相と気象庁で運用開始されている「熱中症アラート」は、危険な暑さへの注意を呼びかけるもので、テレビやラジオなどの通信媒体、アプリ、メールや自治体による広報など多くの場面で発信されています。熱中症予防のために是非、活用することをお勧めします。

炎天下でなくても湿度が高く暑い日は、レジャーや運動で外出したり、畑仕事など屋外で作業をされる時や屋内であっても特に下記の点に気をつけたいところです。手軽にできる熱中症対策を覚えておきましょう。

●水分をこまめに、塩分をほどよくとる
熱中症予防には水分と塩分の補給が大切です。のどが渇いたと感じる時は、すでに体が水分不足になっている時です。のどが乾いていなくても、屋外ではスポーツドリンクなどの塩分をはじめとしたミネラルや糖分を含む飲料を定期的に補給しましょう。飲料の他に市販されている塩分や各種ミネラルが入ったタブレットや塩飴などを常備しておくのもおすすめです。大量に汗をかく時は相応の補給が必要となります。最近では、スーパーやドラッグストアなどでも熱中症対策コーナーを設け、これらの補給食品は手軽に購入できるようになりました。ただし、塩分や糖分に関する持病のある方は、主治医の指示にしたがって補給を行いましょう。

依然、感染症対策としてマスクを着用する人は多いようです。夏場のマスク着用は常に喉が潤う状態になりますので、のどの渇きを感じられないことが多く水分補給がおろそかになりがちです。マスク着用時は水分補給を常に気に留めることと、周囲に人がいない時はマスクを外すことをお勧めします。「かくれ熱中症」と呼ばれる自覚症状がないケースは特に注意する必要があり、急な頭痛、吐き気、けいれんや意識障害で救急搬送されるケースまであるようです。

●バランスの良い食事と睡眠など、生活環境を整える
熱中症予防のための適度な水分・塩分摂取以外の対策としては、食事と睡眠をしっかり取り、体調を整えることが大切です。

熱中症や夏バテ予防には以下のような対策を積極的に行うこともおすすめします。夏バテは熱中症を引き起こす可能性が大いにあります。

・冷感の首当てタオルやリング、手持ちや首かけ用の小型扇風機などの冷却グッズを使用する。
・吸水性、通気性や速乾性の良い衣服(麻・綿など)や接触冷感のインナーを着用する。
・炎天下では帽子や日傘を使用する。
・屋内では冷房や扇風機、遮光カーテンやすだれなど使い、気温を下げる工夫をする。
※冷房は公共施設では28度設定とされていますが、猛暑・酷暑日の場合はこれに限らず、積極的に温度設定を変えましょう。
・打ち水をすることで路面温度を下げる。

この他に最近耳にするようになった「暑熱順化」として、夏前の事前対策で暖かくなる春ごろから日常的に適度な運動を行うことや、入浴で汗をかく癖をつけ暑さに負けない丈夫な体づくりをすることも大切といわれています。

自分では大丈夫と思っていても、体は暑さに悲鳴を上げているかもしれません。熱中症にならないように無理をせず、できるだけ猛暑・酷暑日は不要不急の外出を控えるなど気に留め、無理せず夏を乗り切りましょう。


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