2022年7月29日

【手元供養について】

blog_170726.jpg自宅などの身近に遺骨をおいて供養する方法を「手元供養」といいます。永代供養や散骨とともに、新しい供養方法として注目を集めています。すべての遺骨を手元で供養する場合もありますが、一般的には、分骨して一部をお墓に納骨または自然葬により散骨し、もう一部を手元供養にするという方が多いようです。他の供養方法と合わせて取り入れられることも、注目を集める理由の一つでしょう。

手元供養は日常生活のなかで故人様を偲び、思いを語りかけ、身近に感じていたい方や宗教や儀式にとらわれたくない方などの供養方法で、住環境や家族構成の変化、定期的なお墓参りが困難な場合などにも取り入れられ、形として主に以下の2種類があります。

●自宅に 遺骨を入れた小さな骨壷や専用のオブジェなどを安置して供養
小さな骨壷のほか、おりんや仏具などインテリアとしても機能する高いデザイン性のものが多数あり、サイズも大小様々、材質も木や陶器、ステンレス、ガラスなど、安置する部屋に合わせ、和・洋の他に場所を問わない形式のものもあります。
揃えるものが分からなかったり、早めに飾りたい方には「ミニ仏壇セット」がおすすめです。

●身につけるアクセサリーに遺骨や遺灰を納め、身につけて供養
ペンダントやブレスレット、指輪などが対象で、2種類の作成方法があります。1つ目は小さなカプセルなどに遺骨や遺灰を入れ、ペンダントやブレスレットに付けるタイプ。2つ目は遺骨を宝石の原料に溶かし込み人工宝石を作り指輪などに付けるタイプです。また、専門店に遺骨や遺灰を送ると加工してオリジナルのアクセサリーとして仕上げてくれるパターンと、専用の既製品を購入し、ご自身で入れるパターンもあります。

亡くなった大切な方への想いをアクセサリーに込め、供養のためだけでなく、遺された方に対しても「心の支え」になることも魅力のひとつです。
身近な人が亡くなってから数か月間 、家に閉じこもっていた方が、このアクセサリーを身に着けることで故人を身近に感じることができ外出できるようになった事例もあるようです。

「故人にいつも見守っていてもらいたい」、「故人をいつも近くに感じていたい」、「仏壇を置きたくはないが、故人を自宅でも弔いたい」。そういった想いを、遺族や身近な人にとって心の支えとなる手元供養で叶えてみてはいかがでしょうか。


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2022年7月28日

【この時期気を付けたい、手軽にできる熱中症対策】

blog_210727.jpg本格的に暑くなってきたこの時期に気を付けたいのは、何といっても熱中症です。群馬県伊勢崎市で6月の観測史上最高気温40.2℃を観測した令和4年6月に熱中症で救急搬送された方は6月としては過去最多となり、年齢別でいうと高齢者が最も多く、次いで成人、少年、乳幼児の順となっています。まだ身体が高温に慣れていない時期は急激に気温が上がると調節機能がうまく作用せずに熱中症になることが多いようです。

炎天下でなくても湿度が高く暑い日は、レジャーや運動で外出したり、畑仕事など屋外で作業をされる時や屋内でも特に下記の点に気をつけたいところです。手軽にできる熱中症対策を覚えておきましょう。

●水分をこまめに、塩分をほどよく取る
熱中症予防には水分と塩分の補給が大切です。のどが渇いたと感じる時は、すでに体が水分不足になっている時です。のどが乾いていなくても、屋外ではスポーツドリンクなどの塩分をはじめとしたミネラルや糖分を含む飲料を定期的に補給しましょう。飲料の他に市販されている塩分や各種ミネラルが入ったタブレットや塩飴などを常備しておくのもおすすめです。大量に汗をかく時は相応の補給が必要となります。最近では、スーパーやドラッグストアなどでも熱中症対策コーナーを設け、これらの補給食品を手軽に購入できるようになりました。ただし、塩分や糖分に関する持病のある方は、主治医の指示にしたがって補給を行いましょう。

最近では感染症拡大防止のため、マスク着用の時間が多くなっています。夏場のマスク着用は常に喉が潤う状態になりますので、のどの渇きが感じられないことが多く水分補給がおろそかになりがちです。マスク着用時は水分補給を常に気に留めることと、周囲に人がいない時はマスクを外すことをお勧めします。「かくれ熱中症」と呼ばれる自覚症状がないものもあり、急な頭痛、吐き気、けいれんや意識障害で救急搬送されるケースまであるようです。

●バランスの良い食事と睡眠など、生活環境を整える
熱中症予防のための適度な水分・塩分摂取以外の対策としては、食事と睡眠をしっかり取り、体調を整えることが大切です。

熱中症や夏バテ予防には以下のような対策を積極的に行うこともおすすめします。夏バテは熱中症を引き起こす可能性が大いにあります。
・レモンや豚肉などを意識して食べる。
・水を含ませるだけで冷感が長続きする首当てタオル、手持ちや首かけ用の小型扇風機などの冷却グッズを使用する。
※首元など体の表面近くに太い血管が通っている場所を冷やし、体温上昇を抑えることができます。
・吸水性・通気性・速乾性の良い衣服(麻・綿など)を着用する。
・炎天下では帽子や日傘を使用する。
・屋内では冷房や扇風機、遮光カーテンやすだれなど使い、気温を下げる工夫をする。※冷房は外気温との差をなるべく小さくするため、公共施設では28度設定とされていますが、猛暑日(35度以上)など体感温度が高い場合はこれに限りません。
・打ち水をすることで路面温度を下げる。

この他に、暖かくなる春ごろから日常的に適度な運動をおこない、 汗をかく癖をつけ暑さに負けない丈夫な体づくりをすることも大切となります。

自分では大丈夫と思っていても、体は暑さに悲鳴を上げているかもしれません。熱中症にならないように、無理せず熱い夏を乗り切りましょう。


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2022年7月26日

【散骨について③ ~ 散骨の種類】

blog_170712.jpg散骨と聞くと一般的に海に撒く方法が先ず思い浮かびますが、埋葬する場所や方法によってさまざまなものがあり、ご遺骨や骨粉を自然に還す方法を総称して「自然葬」と呼びます。
主な自然葬は以下の通りです。

〈樹木葬〉
1999年、岩手県内で初めて設置され、その後、公営霊園や専用墓地に設置され、認知度が一気に上がった埋葬方法です。
近年、専用の墓地が増えている樹木葬は、桜などの樹木の下に埋葬し自然に還す弔い方です。樹木が墓標となることなどから、墓標となるものがない他の散骨とは若干異なり、お墓参りは樹木が墓石と同じ意味合いを持ちますので、墓石のあるお墓のような安心感を得られます。その反面、樹木と周辺の管理料が必要となりますが、墓石建立の必要がないため、安価なメリットがあります。樹木葬は基本的に後継ぎがいらない永代供養で、お一人の方や、ご夫婦などが選ぶことが多いようです。

〈海洋散骨葬〉
遺灰を海に撒いて自然に還し弔う海洋散骨は、専門に扱う業者や葬儀社も増えており、認知度も上がってきている弔い方です。船を貸し切り、落ち着いてお見送りができる1家族のみで執り行う「個別海洋散骨」のほか、ご遺族が船に乗って散骨を行うのではなく、代行業者が全国ご希望の海域で散骨対応をしている「委託海洋散骨」や他の方々と合同で行う「合同海洋散骨」など比較的安価な方法もあります。 故人様が海や自然が好きだったり、生前、希望されたケースなど様々な理由から海洋散骨をする方が増えているようです。

〈空葬散骨葬〉
ヘリコプターなど飛行機で上空から海や山に遺灰を撒き自然に還す弔い方。搭乗人数に限りがあるため、少人数での散骨となります。また、日本国内では実施している業者が少ないので希少価値が高い散骨となります。
ダイナミックな散骨で遺族にとって思い出深くなるメリットがある反面、散骨地点が限られることと天候に左右されやすいというデメリットがあります。

〈宇宙散骨葬〉
1997年にアメリカで始まった埋葬方法で、現在では日本でも対応する業者が増えています。遺骨をロケットやバルーンで宇宙に打ち上げ、成層圏で遺灰を撒き自然に還す弔い方で、宇宙に憧れていた故人様には最適な弔い方といえます。また、遺灰の一部をカプセルに収めて人工衛星で打ち上げ地球を周り、最終的に人工衛星とともに大気圏に突入し流れ星になるという「流れ星供養」と呼ばれる散骨方法もあり、これらは宇宙全体の生命の循環に自分の遺骨を投入する埋葬方法で、費用が海洋散骨並みに安く散骨することができるのが特徴です。その他、月面に安置し、月を見上げてお参りができる「月面供養」もあります。

供養の仕方は人それぞれですが、故人のご冥福をお祈りするという気持ちは、どのご遺族も同じでしょう。故人の想いに寄り添い、ご遺族が心安らかに供養できる方法を選びたいものです。

滞りなく故人をお送りするためにも、散骨をされる場合は周辺の環境や住民への配慮やマナーを守り、知らないうちにトラブルにならないよう専門業者にご相談することをお勧めします。現在は散骨を行っている民間業者があり、当社では『海洋散骨』のご相談も受け付けております。
ご相談は創業50年の株式会社タイヨウまでお気軽にお電話ください。
0120−02−0983(「万一には先ず、お悔やみ」と覚えてください)
ご葬儀と合わせてご検討されてはいかがでしょうか。


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