【湯灌・納棺の儀式】

blog_20190222.gif●湯灌・納棺とは
儀式を行う前に故人様を入浴させたりして洗い清める儀式のことです。また、湯灌を簡易的にアルコールで拭き清める清拭(せいしき)で行うこともあります。男性は髭を剃り、女性は死に化粧が施され、病院の場合には「エンゼルケア」と称し、看護師による清拭が行われます。
湯灌が終わった後は納棺の儀を行い、この儀式はご遺族にとって葬儀前の故人様と間近で過ごせる最期の大切な時となります。死装束を着せ、旅立ちの準備を整えてあげるという意味が込められています。

●何故行うのか
簡単に言いますと、『身支度を整える』ということです。皆さんも出かける前などは、きれいにしますよね。それと同じことなのです。
その他の理由として宗教上なので諸説ありますが、日本では生まれたばかりの赤ちゃんは産湯につかります。これと同じように、来世でも生まれ変われるようにとの願いが込められていて、現世での苦しみなどを洗い流す、といった意味もあります。
そして、最期に故人様を清め、辛いことを洗い流してあげる、そういった思いがあるからです。そして旅立った後も困らないようにと副葬品を棺に入れ送り出します。

葬儀全体の流れはこちらからどうぞ『葬儀・葬儀後の流れ』>>


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