2026年11月 4日

【焼香時のマナー ~ 宗派によるお焼香の違い】

blog_161110.jpg仏式の葬儀ではお焼香をしますが、普段慣れない作法であり覚える機会もないため、とりあえず前の人の作法を見てその通りにすればいいと考えている人も多いのではないでしょうか。
この作法にはマナーがあるため、あらかじめ知っておくことで落ち着いた気持ちでお焼香ができると思います。また、続く参列者のお手本になることも考えられます。

そこで、お焼香の意味や正しい作法、マナーをご紹介します。

お焼香は極楽浄土を思い起こさせる香りが隅々まで広がることで、すべての人が平等に仏様の慈悲を受けられるとされます。お焼香をすることにより邪気を祓い心身を清め、仏様や故人様に対し自らの敬意と感謝の気持ちを捧げるという意味があるとされています。

〈宗派によるお焼香の違い〉
お焼香の作法は宗派により異なります。ご自分の宗派の作法はご存知でしょうか?また、ご自分の宗派とは異なる宗派の葬儀に参列する時は、どのようにお焼香をするといいのでしょうか?
このような疑問の参考になれば幸いです。

●宗派ごとのお焼香の作法
お焼香の回数には宗派ごとに意味があり、基本的な作法は以下の通りとなります。お寺ごとの正しい作法は、直接僧侶に尋ねるといいでしょう。

・天台宗:回数の定めは特になく、1回または3回の場合が多い
・真言宗:3回
・浄土宗:回数の定めは特になく、1回または3回の場合が多い
・浄土真宗本願寺派:おしいただかず、そのまま香炉に1回、
・真宗大谷派:おしいただかず、そのまま香炉に2回
・臨済宗:1回
・曹洞宗:2回(1回目はおしいただき、2回目はおしいただかない)
・日蓮宗:1回または3回
・日蓮正宗:3回
※おしいただく:親指・人差し指・中指でつまんだ抹香を額の高さまでかかげること

●ご自分の宗派とは異なる宗派の葬儀に参列する場合
事前に葬儀を行う宗派を聞いておくといいのですが、それができない場合は、ご自分の宗派のお焼香方法で問題ありません。

お焼香の作法は、故人の冥福をお祈りし供養する意味からも大切なことですので覚えておきましょう。


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