2022年12月24日

【お正月のお仏壇の準備】

blog_161229.jpg今年も残りわずかとなり、お正月の準備を始める時期になりました。正月は仏事において、お盆と並ぶ先祖祭祀の行事です。新しい年を迎えられることをご先祖様に感謝するとともに、仏壇も少しだけお正月らしくしてみませんか。

正月に向けた年末の大掃除の一環で、仏壇の大掃除と飾り付けもする時期です。そこで、仏壇まわりの掃除に関することをご紹介します。
現代においては重厚感のある仏壇からミニ仏壇までありますが、掃除方法はすべて同じです。

●掃除
・仏具
先ず、仏壇から仏具をすべて出し、分解できるものは分解してから掃除を始めましょう。掃除後に仏具を元に戻す際、仏具の配置に困らないよう、事前に仏壇を写真に取ってから掃除を行うことをおすすめします。
ほこりを落としたら、水拭き、乾拭きをします。また真鍮製の仏具は金属磨きで磨くことができますが、メッキ加工のものは磨いてはいけません。
・仏壇
仏壇は湿気に弱くカビやすいため、掃除はなるべく晴れていて湿度の低い日に行いましょう。金仏壇と唐木仏壇の両方に共通して注意する点は、手で直接触らず濡れた雑巾で拭かないことです。金仏壇の場合には金箔が剥げる原因になってしまいます。皮脂や汗によって指紋などがつくと専門業者に依頼しなければならない場合もあります。基本的に毛バタキでホコリを払うだけにします。唐木仏壇の場合には唐木や塗りの部分は、よく絞った清潔な布で拭き、彫刻などの細部は毛バタキで払うのが基本です。

●お正月の飾り付けをする時期
お正月飾りは、末広がりを意味する12月28日に飾り付けて、松の内の1月7日を過ぎたら取り払うのが良いとされています。29日は「苦」を、31日は葬儀の「一夜飾り」を連想させるため、お正月の飾り付けを行う日としてはふさわしくないとされています。

●お正月の飾り付け
お正月にはどの宗派でも仏壇を華やかに飾りますが、宗派によりお供えものは変わります。まず最初にお正月らしい打敷(敷布)を敷くといいでしょう。浄土真宗は三角形、それ以外の宗派は四角形の打敷(敷布)を、香炉や花立て、ろうそく立てなどの具足を飾る場所に敷きます。また、花は宗派共通の飾りでいつもより華やかな花を飾りお正月仕様にしても問題ありません。花に松竹梅、千両、南天などを加えたり、お餅やおせち料理をお供えしたりするのもいいでしょう。
また、鏡餅は一般的に神棚や床の間に飾るものですが、お仏壇に食べ物をお供えすることは、「命の恵みである食べ物をお供えし、阿弥陀如来に感謝を奉納する」との意味から仏壇に鏡餅を供えてもいいでしょう。

●お正月が喪中の場合
四十九日までは慶事を控えますので、お正月らしい飾り付けはしません。四十九日を過ぎたら個人の判断に委ねられます。ただし浄土真宗では死を穢れとみなさず「喪中」はないため、この限りではありません。
仏壇はご先祖様を祀るものなので、 華美にしないよう、普段通りのお飾りをしてもよいでしょう。

何よりも大切なのはご先祖様を偲び、感謝する気持ちです。正月の準備をする師走は何かと忙しい時ですが、仏壇をきれいにして花を飾り、気持ちよく新しい年を迎えましょう。

詳細はこちらからどうぞ『現代仏壇・仏具』>>
株式会社タイヨウでは仏壇・仏具に関するご相談やご用命を承っております。
ご相談・ご用命は創業50年の株式会社タイヨウまでお気軽にお電話ください。
0120-02-0983(「万一には先ず、お悔やみ」と覚えてください)


blog_190425_2.jpg高崎市を拠点とする葬儀社です。
"創業50年の信頼と実績"
高崎市・前橋市・群馬県の公営斎場、家族葬、葬儀、葬式、直葬、火葬のみ全てを、株式会社タイヨウへお任せ下さい!
365日・24時間受付
0120-02-0983(無料電話)まで、お気軽にご連絡を下さいませ。
お電話1本が安心に繋がります・・・。

2022年12月22日

【会社が施主として行うお葬式 "社葬" №2】

blog_161220.jpg

「社葬・合同葬・お別れ会」

【社葬】は会社の発展に貢献された方、社会的に影響力のある方の場合、大規模なお葬式になる事が多く、多大なる訃報の告知・ご案内等の準備や多数の列席者対応からご遺族の負担を減らす必要があるため、先に近親者だけで執り行う『密葬』で火葬を済ませ、後日、関係者への告知やご案内を行い、ご遺族の代表者が喪主、会社が施主となり、会社の社長や重役が葬儀委員長を務め、社葬の企画と準備を進めます。

また、会社とご遺族様がお葬式を合同で主催・運営を行ったり、複数の会社や団体が合同で行うお葬式は【合同葬】と呼ばれております。ご遺族側からは喪主を、企業側からは施主(葬儀委員長)を立てることが一般的です。

最近では【お別れ会】と称して、ホテル等で会食を中心としたパーティースタイル、ビデオやスライドを使用して故人様を偲ぶ【偲ぶ会】、故人の好みに合わせた音楽等を取り入れた【音楽葬】、従来の葬儀形式にこだわらずに自由な発想で行う【自由葬】など様々なスタイルで執り行うケースも増えつつあるようです。
これらは葬儀式と異なり、進行や演出に決まりはなく、主催・運営者による自由なスタイルで進めることができます。とはいえ故人を偲ぶ会ですので、厳粛な中に和やかな雰囲気を演出するよう心掛けましょう。

感染症予防対策の一環で多くの人を呼べない昨今では、近親者による家族葬を執り行い、感染症収束後に「お別れ会」を予定する方々も増えているようです。

詳しくはこちらからどうぞ『社葬・合同葬・お別れ会』>>

株式会社タイヨウではお葬式に関わる全てのスタイルに経験豊富な専門スタッフが全力でご対応をさせて頂きます。
ご相談は創業50年の株式会社タイヨウまでお気軽にお電話ください。
0120-02-0983(「万一には先ず、お悔やみ」と覚えてください)


blog_190425_2.jpg高崎市を拠点とする葬儀社です。
"創業50年の信頼と実績"
高崎市・前橋市・群馬県の公営斎場、家族葬、葬儀、葬式、直葬、火葬のみ全てを、株式会社タイヨウへお任せ下さい!
365日・24時間受付
0120-02-0983(無料電話)まで、お気軽にご連絡を下さいませ。
お電話1本が安心に繋がります・・・。

2022年12月19日

【仏式葬儀・告別式参列時のマナー ~ 参列の準備】

blog_161216.jpg通夜式の翌日に行われる、一般的に「告別式」と言われる儀式は正式には、葬儀式と告別式の2つの儀式からなります。現在では一般的に家族や親族など故人と近しい間柄の人が参列し、僧侶が中心となり故人を弔う儀式で、開式から遺族・親族のお焼香までを葬儀式としています。一方、故人にゆかりのある友人や知人、ご近所の方、会社関係者などが参列し喪主が中心となり故人に別れを告げる儀式で、参列者のお焼香から閉会、出棺までを告別式としています。
もともと葬儀式・告別式は別々に行われていましたが、近年では葬儀式と告別式は一連の流れで行われるのが一般的になりました。

葬儀・告別式には落ち着いた気持ちで故人との最期のお別れができるよう、時間に余裕を持って出向くようにしましょう。

いざという時に慌てないよう、葬儀・告別式の服装や持ち物を確認してみましょう。

●服装
基本的に喪服で参列します。ただし、やむを得ず急ぎ駆けつける場合は、通夜参列時に着用が許される黒・グレー系のスーツなどで構いません。喪服を着用する際、男性は黒いネクタイ・靴下に白いシャツ、女性は黒いストッキングを準備しましょう。バックやベルト、靴は装飾が派手ではない黒いものにし、爬虫類の革やエナメル製など、光沢のあるものは避けましょう。寒い時季の防寒対策には黒系のコートが理想で、革を使用していないシンプルなもの選びます。ただし、葬儀場では脱ぐのがマナーとなります。靴に関しましては、基本的に革製は避けることがマナーですが、用意できない場合はこの限りではありません。

アクセサリーは華美ではない結婚指輪、白か黒の「パール」のネックレスや一粒タイプのピアス・イヤリングを選ぶのがよいとされますが、ネックレスは一連のものにしましょう。

子供が参列される場合、園や学校の制服があれば、制服が正式な礼装となり、制服がない場合は大人同様に黒、紺やグレーなどの地味な服を用意します。

●持ち物
通夜で香典を渡していない場合は葬儀・告別式で用意します。香典は封をする前に、氏名・住所・金額が書いてあるか、金額通りのお札が入っているか、封筒に入れるお札の向きは合っているかを確認することを忘れないようにしましょう。紫色などの地味な色のふくさに入れて持参します。
仏教徒の方はご自身の持っている数珠を用意しますが、仏教徒でない方は数珠がなくても構いません。数珠を用意する場合、数珠は法具のため、畳や椅子の上に直接置かないよう注意します。

香典に関するマナーはこちらからどうぞ『仏式における香典のマナー』>>

告別式では常に遺族への心配りを忘れず、心から故人を偲び、礼を尽くしましょう。


blog_190425_2.jpg高崎市を拠点とする葬儀社です。
"創業50年の信頼と実績"
高崎市・前橋市・群馬県の公営斎場、家族葬、葬儀、葬式、直葬、火葬のみ全てを、株式会社タイヨウへお任せ下さい!
365日・24時間受付
0120-02-0983(無料電話)まで、お気軽にご連絡を下さいませ。
お電話1本が安心に繋がります・・・。