2021年6月 7日

【知っていますか?喪服のマナー ~男性編~】

blog_170608.jpg少しずつ本格的な夏に近づいていますが皆様、衣替えはお済みでしょうか?今回は葬儀で着用する男性の喪服のマナーについてお話しします。これから喪服の準備をする方はぜひ参考に、すでに一揃え準備できている方は、この機会に一度確認してみてください。

●スーツ
喪主、親族や参列者全ての方において、仮通夜や通夜は「取り急ぎ駆けつける」という意味で濃紺などのダークスーツがいいとされ、事前に通夜の日時がわかっている場合は、葬儀・告別式の基本とされるブラックフォーマルがいいでしょう。ダブル、シングルどちらでも問題なく、ウエストサイズを調節できるものやオールシーズン用のものが便利です。スーツを季節で分ける場合でも、現在では春夏は涼しい冷感触感生地を、秋冬は温かい温感触感生地のスーツがありますので、より快適に過ごせるようです。

白シャツに黒無地のネクタイ、黒のビジネスソックス、黒か白のハンカチも揃えておきましょう。ポケットチーフは避けたほうが無難です。

夏のワイシャツに関しましては上着を脱がない限り、半袖であっても問題ありません。移動中やお葬式が終わった後などは上着が脱げるタイミングがありますので、快適かもしれません。

●靴・ベルト
金具などの装飾品が目立たない黒色のものにします。アニマル柄の型押しのものやエナメルなどの光沢のあるものは避けましょう。
※一般的に本革の靴は避けるべきとされていますが、最近では革靴を履いて葬儀に参列する方も多くなり、マナー違反ではありません。

●コートやマフラー、手袋など
初夏とはいえ、肌寒い夜間などは上着を羽織る方もいると思います。その際の注意点ですが、生き物の皮製品は殺生を意味し死を連想させるため、毛皮やワニ皮・ヘビ革などの爬虫類系のもの、直感的に動物を意識させる人工毛皮を含むファーなどは避けましょう。金具や装飾品が目立つものも避けたほうが良いでしょう。

●アクセサリーなどの装飾品
結婚指輪以外のアクセサリーは外し、ネクタイピン・カフスボタン、装飾が派手な時計などの着用もマナー違反です。 香水は控え、整髪料なども出来れば無香料のものを使いましょう。

●数珠
数珠は自分の家の宗派のものを準備しておきましょう。仏教徒でない人は数珠を用意する必要はありません。

一般葬や社葬など以外の比較的規模の小さな『家族葬』においても、きちんと喪服のマナーを守り、故人様とのお別れの時間を過ごしましょう。

そして、夏場のお葬式に参列の際は、熱中症対策も大切となります。特にマスクをしていると喉の渇きを感じにくくなり、熱中症のリスクも高くなります。定期的な水分補給をするとともに快適に過ごすため、涼感の肌着を着用したり、市販されている衣服を冷やすスプレーなどをうまく活用すると良いでしょう。

【普段から準備しておきたいこと】

急に備えて、喪服はサイズに問題ないか、カビが付いていないかなど、定期的にチェックしておきたいものです。また白いワイシャツ、黒のネクタイ、黒のビジネスソックス、黒か白のハンカチをまとめておいたり、不祝儀袋や薄墨の墨ペン、数珠なども一箇所に置いておいたりすると慌てずにすみます。

葬儀は参列する方も準備の時間がなかなかありません。いざという時のために、日頃から準備しておくのもいいと思います。


blog_190425_2.jpg高崎市を拠点とする葬儀社です。
"創業50年の信頼と実績"
高崎市・前橋市・群馬県の公営斎場、家族葬、葬儀、葬式、直葬、火葬のみ全てを、株式会社タイヨウへお任せ下さい!
365日・24時間受付
0120-02-0983(無料電話)まで、お気軽にご連絡を下さいませ。
お電話1本が安心に繋がります・・・。