【知っていますか?喪服のマナー ~女性編③~】

blog_170627.jpg「女性の喪服のマナー」の今回はメイクやアクセサリー、持ち物についてご紹介していきます。

●メイクや髪型
濃いメイクや派手な髪型、カラフルなネイルは葬儀の場では、遺族や参列者に不快な思いをさせるマナー違反となり、葬儀の場にふさわしいメイクは、薄っすらと化粧をする「片化粧」と呼ばれるメイクです。口紅を使わずにチークなども薄めに使いましょう。

ヘアメイクでは清潔感のある髪型にし、髪を束ねる場合もシンプルな黒のゴム、光沢のない黒のリボンやバレッタなどにしましょう。長い髪を束ねる場合は、耳より下程の位置でまとめるようにしましょう。整髪料などは無香料のものが望ましく、香水はつけないようにしましょう。
ヘアカラーなどで染めてある派手な髪色の場合、市販されている黒色の染色スプレーで一時的に黒くする方法もあります。

●バッグ
動物の殺生を連想させる革のバッグは避け、黒の布製をおすすめすることが多いですが、近年の葬儀の場では、シンプルな黒の革製のものでもかまわないとされています。とはいえ、爬虫類の革やアニマル柄の型押しのものは避けるようにしましょう。ショルダーバックや派手な金具や装飾が付いているもの、エナメル素材など光沢のあるものも避け、小さな手さげかセカンドタイプを選びましょう。これからバックを用意する方には、フォーマル用のものをおすすめします。

●アクセサリー
結婚指輪以外は付けないほうが良いとされていますが、白か黒のパールネックレス・ピアス・イヤリングであれば問題ありません。ネックレスは「不幸が重ならないように」の意味合いと「涙の象徴」とされることから一連のものを、イヤリングを着用される場合は小振りな一粒タイプを選びます。またこれらを同時に付ける場合は、同じ色のものにしましょう。
葬儀・法事においては、"着飾る気持ちでは持たず、できるだけ控え目な装いを心掛ける"という意識が大切です。

●数珠
各宗派兼用できる数珠もありますが、ご自身の宗派のものを用意しましょう。
数珠は自分の分身ともいわれてきた仏具で、本来は一人ひとりがご自分の数珠を持つことがマナーで、たとえ身内であっても貸し借りは失礼な対応となります。これから用意する方には水晶やローズクォーツのものを、念珠入れ・念珠袋と一緒に用意することをおすすめします。仏教徒でない方は数珠を用意する必要はありません。

●ハンカチ
本来、お葬式に参列する時には白色のハンカチを使うことが正式といわれますが、喪服に合わせた黒色のハンカチを持つことも最近では一般的になっています。白、黒の他、グレーなどのシンプルなものを用意しましょう。同じ色の刺繍が入っているものなども素敵です。フォーマル用品のハンカチを参考にするといいでしょう。

●ふくさ
香典はふくさに包んで持参するのがマナーです。祝儀用は赤・オレンジなどの暖色系、不祝儀用は紺・緑・青・グレーなどの寒色系と、用途によって色が異なります。これから用意する方には、祝儀用にも不祝儀用にも、男性が無難に使用する場合にも使える紫のものがおすすめです。
また、ふくさを忘れた時は、代用としてハンカチを使用することができます。

メイクや持ち物などは、葬儀の場にふさわしい装いを心がけるといいでしょう。何よりも大切なことは、故人を偲ぶ想いであり、同時にご遺族に配慮した心遣いと装いです。


【普段から準備しておきたいこと】
急に備えて喪服の他に、ご自分のメイクや髪型の仕方、 アクセサリーや持ち物も定期的にチェックしておきたいものです。また、黒か白のハンカチ、 数珠なども一箇所に置いておいたりすると慌てずにすみます。
葬儀は参列する方も準備の時間がなかなかありません。日頃からすぐに対応できるようにしておきたいものです。


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