2019年12月19日

【仏式葬儀・告別式参列時のマナー ~ 参列の準備】

blog_161216.jpg通夜式の翌日に行われる、一般的に「告別式」とされる儀式は本来、葬儀式と告別式の2つの儀式からなります。葬儀式は遺族や故人と親しい間柄の人が参列する故人を弔う儀式であり、一方の告別式は故人にゆかりのある人が参列する故人に別れを告げる儀式です。もともと葬儀・告別式は別々に行われていましたが、近年では葬儀式と告別式と区別がなく、一連の流れで行われるのが一般的になりました。

葬儀・告別式は両方に参列するのが一般的ですが、葬儀に間に合わない場合は告別式のみに参列することもできます。その場合は故人との最期のお別れができるよう、告別式の時間内に出向くようにしましょう。

●服装
基本的に喪服で参列します。急ぎ駆けつける場合は、通夜参列時に着用が許されるダークスーツなどで構いません。喪服を着用する際、男性は黒いネクタイ・靴下に白いシャツ、女性は黒いストッキングを準備しましょう。バックやベルト、靴は装飾が派手ではない黒いものにし、爬虫類の革やエナメル製など、光沢のあるものは避けましょう。基本的に革製の靴は避けることがマナーですが、用意できない場合はこの限りではありません。

アクセサリーは華美ではない結婚指輪、白か黒の「パール」のネックレスや一粒タイプのピアス・イヤリングを選ぶのがよいとされますが、ネックレスは一連のものにしましょう。

子供が参列される場合、学校の制服があれば、制服が正式な礼装となり、制服がない場合は大人同様に黒、紺やグレーなどの地味な服を用意します。

●持ち物
通夜で香典を渡していない場合は香典を用意します。仏教徒の方はご自身の持っている数珠を用意しますが、仏教徒でない方は数珠がなくても構いません。数珠を用意する場合、数珠は法具のため、畳や椅子の上に直接置かないよう注意します。また香典は封をする前に、氏名・住所・金額が書いてあるか、金額通りのお札が入っているか、封筒に入れるお札の向きは合っているかを確認することを忘れないようにしましょう。香典は紫色などの地味な色のふくさに入れて持参します。

香典に関するマナーはこちらからどうぞ『仏式における香典のマナー』>>


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2019年12月17日

【仏式通夜参列時のマナー ~ 会場でのマナー】

blog161208_2.jpg通夜は故人とのお別れの場ですので、慌てず、余裕を持って会場に向かいましょう。通夜に参列する場合、開始10分前頃には会場に到着できるよう、事前に服装や香典、数珠などの準備をしておきます。

会場に到着後のマナーとして下記のことを覚えておきましょう。

●受付時の注意点(本人参列の場合)
故人との関係別に受付が分かれている場合もあるので、列を間違えないように並び、簡潔なお悔やみを述べてから、一礼し香典を渡しましょう。香典はふくさの上にのせ、表書きが相手から読める向きにして両手で差し出します。その後、芳名帳に記帳して、受付に一礼したら会場に入りましょう。
※群馬県や北関東の一部では受付に「一般」の他に、香典返しを辞退する意味合いから香典金額を少なくした「新生活」があります。

香典に関するマナーはこちらからどうぞ『仏式における香典のマナー』>>

●受付時の注意点((代理人として参列する場合)
受付の手順は本人参列の場合と同じですが、必ず「誰の代理人として参列するのか」を受付に伝えましょう。香典の表書きと芳名帳は参列できない本人の名前を書き、その下か横に小さく「代」(妻の場合は「内」)と書き、代理人として参列したご自身の名前を書きましょう。

●会場に入ったら
先客に一礼し、大きな声で会話することは控え、携帯電話の電源も切りましょう。遺族へのお悔みや知人などへの挨拶は小声で短い言葉にとどめるか、黙礼程度にしておきます。

●式の途中で帰らなければいけない場合
途中退席は基本的にマナー違反で控えたほうがよいのですが、やむを得なく途中退席する場合は、読経と焼香を終えた後、場の雰囲気を壊さないタイミングで静かに退席します。

●通夜ぶるまい
通夜の後に行われる通夜ぶるまいは、基本的に故人と親しい間柄の方が故人を偲ぶ場です。故人との関係に関わらず、遺族から勧められたら、少しの時間でも席に着き、箸をつけるだけでもかまいませんので、料理をいただきながら会場の方々と故人を偲びましょう。ただ食事だけをする場ではなく、故人の思い出話などを語り合い、遺族たちの心を慰めるという意味合いもあります。
長居したり、騒いだり、お酒を飲み過ぎるといったことは慎みます。
帰り際、遺族に挨拶できない場合、挨拶せずに退席しても失礼にはあたりません。告別式に参列できない場合は簡潔なお悔みの言葉と参列できない旨を伝え、お詫びしておきましょう。


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