2018年11月19日

【仏式における香典のマナー】

blog_161117.jpg香典はお香の代わりとしてお供えする金銭のことで、急なご不幸による出費に対し、遺族の皆さんを助ける意味もあり、さまざまなマナーがあります。

●いつ持参するのか?
通夜、葬儀のどちらかに参列する場合は、その時に持参します。通夜・葬儀の両方に参列する場合は、通夜に持参し、葬儀では記帳のみにします。通夜も葬儀も参加できない場合は、代理人に香典を持っていってもらうか、郵送で送るといいでしょう。郵送の場合は現金書留で送り、お悔やみの手紙を同封します。また 弔電(お悔やみ電報)をうつのもいいでしょう。手紙、弔電ともに文面には「忌み言葉」は使用しないよう気をつける必要があります。

●金額
3千円~1万円の間で用意することが多いようですが、故人や遺族との関係性、香典を送る本人の年齢や社会的地位、特に 故人が家族・親族、勤務先の上司や同僚、取引先の親しい方、地域性などによってはこの限りではありません。事前に葬儀に参列する知人や周りの人に聞いておくといいでしょう。

香典に使うお札はあまり汚れの目立たないものを準備します。ただし新札は使わないようにし、新札を使う場合は折り目を付けてから使いましょう。不祝儀袋に入れるときは、お札の肖像画が封筒の表書きに対し裏側にくるように入れます。

●不祝儀袋の表書き
宗教・宗派によって表書きが異なります。多くの仏式は「御霊前」(四十九日後は「御仏前」)を用いますが、浄土真宗では「御仏前」を用います(「御霊前」は用いません)。故人の宗教・宗派がわからない場合は、どの宗教・宗派でも使える「御香典」を用いるといいでしょう。

●不祝儀袋の書き方
不祝儀袋は略式のもの(水引が印刷されているもの)から水引のあるもの、大判でひだ折りのあるものなどがあり、包む金額に合わせて不祝儀袋を選びます。表書きや裏面・中袋は薄墨の筆ペンか筆で書くのが一般的です。表書きには氏名を、裏面・中袋には氏名・住所・金額を書きます。書き終わったら、中身が入っていること・お札の表裏 ・金額が間違っていないことを確認してから封をしましょう。


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