2018年11月 6日

【焼香時のマナー ~ 宗派によるお焼香の違い】

blog_161110.jpgお焼香の作法は宗派ごとに、回数の違いや抹香をつまんで額へと近づける動作をしないなど、数々の違いがあります。ご自分の宗派の作法はご存知でしょうか?また、ご自分の宗派とは異なる宗派の葬儀に参列する時は、どのようにお焼香をするといいのでしょうか?

●宗派ごとのお焼香の作法
お焼香の回数には宗派ごとに意味があり、また宗派によってはお香の煙に意味や願いを込めている場合もあります。宗派や地域によって異なる場合はありますが、基本的な作法は以下の通りです。お寺ごとの正しい作法は、直接僧侶に尋ねるといいでしょう。

・天台宗:回数の定めは特になく、1回または3回の場合が多い
・真言宗:3回
・浄土宗:回数の定めは特になく、1回または3回の場合が多い
・浄土真宗本願寺派:1回、おしいただかない
・真宗大谷派:2回、おしいただかない
・臨済宗:1回
・曹洞宗:2回(1回目はおしいただき、2回目はおしいただかない)
・日蓮宗:1回または3回
・日蓮正宗:3回
※おしいただく:親指・人差し指・中指でつまんだ抹香を額の高さまでかかげること

●ご自分の宗派とは異なる宗派の葬儀に参列する場合
事前に葬儀を行う宗派の作法を聞いておくといいのですが、なかなかそうもいきません。その場合は、自分の宗派のやり方でお焼香をするといいでしょう。また参列者が多かった場合など、お焼香を1回でとお願いされる場合もあります。

お焼香の作法も大切ですが、何よりも故人を想い、心を込めてお焼香し手を合わせることが、お焼香の最も重要な作法と言えるでしょう。


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