2017年8月10日

【お盆の迎え方】

blog_170810.jpgご家庭の宗派や住んでいる地域によって、お盆のお供え物や迎え方は異なります。ここでは、基本的なお盆の迎え方を見ていきましょう。

●12日夕方
精霊棚(盆棚)・仏壇を精霊馬・精霊牛や盆花などで飾り付け、季節の野菜・果物・砂糖菓子をお供えします。きゅうりの馬(精霊馬)は迎え盆の時に、ナスの牛(精霊牛)は送り盆の時に、先祖の霊が乗るためのものです。花びらを船にして帰ってくるというハスの花や、先祖が迷わないように道を照らすほおずきなども、お盆ならではの飾りです。

●13日の朝
お盆の初日は「迎え盆」とも言われます。夕方に麻幹(おがら)などを燃やした迎え火をたき、先祖の霊を迎え入れます。迎え火をたかずに、ちょうちんを使う場合もあります。

●16日夕方
お盆の最終日は「送り盆」とも言われます。迎え盆と同様に麻幹(おがら)などで送り火をたき、先祖の霊をお送りします。盆飾りやお供えをわらの船に乗せて海や川に流し、病気や災いも一緒に流すという精霊流しを行う地域もあります。同じようなもので、灯籠流しや大文字の送り火などもあります。

先祖にお礼の気持ちを伝えたり、故人に思いを馳せたりして、心穏やかにお盆をお過ごしください。


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2017年8月 7日

【お盆の由来、ご存知ですか?】

blog_170807.gif今年もお盆が近づいてきました。毎年当たり前のように迎えているお盆ですが、どのようにして始まった行事なのか、ご存知ですか?
日本では8世紀ごろ、宮中仏事として、夏に祖先供養を行うという風習が確立されたと考えられています。この祖先の霊を祀る行事である「お盆」は、日本古来の祖霊信仰と仏教が習合した行事であると言われています。

仏教では、8月13日~16日の4日間に「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という行事が行われます。目連尊者の亡母が餓鬼道に堕ち、その供養をしたという伝説に由来する「盂蘭盆会」。その伝説から、祖先の霊を供養したり、亡き人を偲んだりする行事となりました。

一方、日本古来の祖霊信仰では、祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流するという行事が、初春と初秋に行われていました。やがて初春の行事が正月となり、初秋の行事が「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と習合して「お盆」になったと言われています。

今年のお盆は、このような由来にも思いを巡らせながら過ごしてみてはいかがでしょうか?


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