【神道の拝礼作法】

blog_170125.gif神道の拝礼作法は、式場入り口で両手と口を清める「手水(ちょうず)の儀」と、焼香にあたる「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」を覚えておきましょう。特に「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」では二礼二拍手一礼を行いますが、拍手はしのび手という音を立てない拍手を行うことに気を付けましょう。

●手水(ちょうず)の儀
水は何度も汲みません。最初に汲んだ水で、以下の全てを行います。

1、右手でひしゃくを持ち、左手に水をかける。
2、左手にひしゃくを持ち替え、右手に水かける。
3、右手にひしゃくを持ち替え、左手で水を受けて口をすすぎ、水を再度左手にかける。
4、ひしゃくに残った水でひしゃくの柄を洗う。ひしゃくの合(ごう:水を入れる部分)を上に柄を下にして、合から柄に水を滴らせる。
5、ひしゃくを桶に戻し、受け取った懐紙で口元と手を軽く拭く。


●玉串奉奠(たまぐしほうてん)
1、神職に一礼し、右手は玉串の上から枝を持ち、左手は玉串の下から葉先を支えて受け取る。
2、台の前まで進んだら玉串をおしいただき、玉串の葉先が上、枝が下に来るように時計回りに90度回転させる。
3、左手を玉串の枝に、右手を玉串の葉先に持ちかえる。
4、玉串を時計回りに180度回転させ、玉串の根本を祭壇に向けて、両手で台の上に置く。
5、2~3歩下がったら、2回頭を下げ(二礼)、しのび手(音を立てない拍手、手のひらを合わせる寸前で止める)で二拍手、1回頭を下げる(一礼)。神職、遺族に一礼して戻る。

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