2024年10月22日

【寒い時季の喪服について】

blog_201016.jpg秋から冬へと寒さもこれから本格化しますが、この季節のお葬式や法事に着る喪服について、寒さ対策やマナーが気になるところです。
そこで、冬に着る喪服について男女別に説明いたします。

男性の場合
冬の喪服は、オールシーズン型のブラックスーツが一般的です。また、寒さ対策としては、最近さまざまな衣料品店で販売されている着るだけで保温性を維持してくれるインナーやコートなどの上着の着用が一番です。
コートのマナーとして、基本的に光沢のない黒色の無地のもので、トレンチコートのようなシンプルなものが良いでしょう。フードがついたカジュアルなものやダウンジャケットはマナー違反です。また、正喪服としての三つ揃いでのベストは、マナー違反にはなりませんが、スーツの下に着る一般的なベストは、お葬式の場におしゃれはふさわしくないことから、着用は控えるのがマナーです。スーツ、コートともに寒さ対策としての素材は、ウールやカシミヤ素材が理想です。

女性の場合
冷え性の方が多い女性は、オールシーズン型のブラックフォーマルと同時に防寒着にも気を留めたいものです。
夏場など暑い時季はワンピース型のみの方が多いと思いますが、冬の寒い時季は防寒の面から、その上にジャケットを着ることをおすすめします。
喪服の上に着るコートは、フォーマルでシンプルな光沢のない黒の無地を選びましょう。派手なボタンや装飾がついているものはマナー違反となります。寒さ対策としての素材は、ウールやカシミヤ素材が理想です。ワンピースやブラウスの下には保温性を維持してくれるインナーを着るのもおすすめで、現在ではVネック、Uネックや8分袖のものもあり、首元や袖から見えない工夫もできそうです。
また、冬場は足元から冷えてくるので、近隣の衣料品店でも販売されている発熱するストッキングや黒いストッキングを履いたり、足裏用カイロを貼るのも良いでしょう。
タイツを履くことはマナー違反となりますので注意しましょう。

冬の葬儀に役立つ防寒具
・マフラー
襟元から冷たい空気の侵入を防ぐためのマフラーは、とても役立つ防寒具となります。色はコートに合わせ、無地の黒か紺、グレーなど地味な色を選び、白はマナー違反となりますので注意しましょう。温かい素材として、ウールやカシミヤがおすすめです。ただし、式場に入る前に外して入場しましょう。

・手袋
葬儀場までの道のりや屋外で待機することが多いこともあるので、手袋があると温かく過ごせます。マフラー同様に無地の黒か紺、グレーなど地味な色でレースまたは布製のものを選びます。マフラー同様に、式場に入る前に脱ぐ必要があります。

・カイロ
使い捨てカイロにはいくつか種類がありますが、「貼るカイロ」をインナーの上に貼ると寒さ対策に役立ちます。体を効率よく温める場所は首、背中、腰やお腹などの太い血管が通っている場所と言われていますので、必要に応じて貼る場所を選びます。また、靴の中敷きタイプや足裏用と併用するなど、上手に利用するといいでしょう。

お葬式で一番大切になることは故人や遺族への礼儀です。派手なものやカジュアルすぎる服飾は避け、体が冷えないよう防寒対策をしっかりと行い落ち着いた気持で、故人を送るのが良いでしょう。


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