2024年3月 8日

【春分の日とぼた餅には、どのような関係があるのでしょう?】

blog_170316.gif今年の春分の日は 3月20日(水・祝)です。暖かくなるこの時期、冬眠をしていた動物たちが動き始め、春に咲く花々も芽吹き、咲き乱れ、人々もやる気に満ち溢れるこの日を古来から「春の訪れを祝う日」とされ、国民の休日の目的としては「自然をたたえ、生物をいつくしむ」と制定されています。

ご先祖様のいる世界「彼岸(ひがん)」は西に、私たちのいる世界「此岸(しがん)」は東に位置し、昼と夜の時間がほとんど同じになる春分の日(秋分の日)は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので彼岸と此岸が最も通じやすい日とされています。春分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間をお彼岸と呼び、今から1400年程前の聖徳太子の時代に始まったと言われる、ご先祖様を供養し豊作を願う期間とされています。

今年の春のお彼岸は 3月17日(日)~23日(土) です。

春のお彼岸のお供え物といえば「ぼた餅」です。漢字で「牡丹餅」と書くように、「ぼた餅」は春に咲く牡丹(ぼたん)の花にちなんでつけられた名前で、牡丹(ぼたん)の花に似せた丸型で少し大きいのが特徴です。秋のお彼岸にお供えする、秋に咲く花、萩の花を似せた俵型で小ぶりが基本の「おはぎ」とは呼び分けられています。秋に収穫される小豆は収穫したての秋のおはぎには新鮮なまま皮ごと使う「粒あん」を、春には保存しておいた皮のかたくなった小豆を皮ごと潰し「こしあん」として使われています。

あんに使われる小豆は赤色をしていることから、太陽や火、血を象徴する生命の色で魔除けの効果があるとされています。このことから、小豆あんを使った「ぼた餅」や「おはぎ」を食べることによって邪気を払い、身を守ってくれると考えられ、ご先祖様のお供え物となったようです。

小豆は、もとは中国で漢方薬として使われていたほど栄養価が高く、タンパク質のほか、食物繊維やビタミンなどが豊富に含まれ、健康のために小豆を食べたという説もあるのです。
お彼岸はちょうど季節の変わり目にあたり、農作業が始まる時季とも重なります。春は種まきや食物が成長する季節、秋は食物を収穫する季節です。この時季に小豆を使ったぼた餅やおはぎを食べたり、お墓参りや仏壇に手を合わせ、ご先祖様に豊作を願い感謝する風習は、人々の健康も考え昔の人たちが自然のなかに取り入れた、いつまでも変わらず残して行きたい習わしです。
現在では小豆のほか地域により異なりますが、きな粉や黒ごま、ずんだなどバラエティに富んだぼた餅・おはぎを楽しんでいるようです。

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2024年3月 6日

【お葬式に悔いを残さない為に!「無料の事前相談」をしてみませんか?】

blog_20170304.jpg少し前までは、お葬式の備えをすることは「縁起でもない」「不謹慎だ」などと敬遠されていましたが、現在ではお葬式を行なった方の約8割が事前相談をされているそうです。そして、事前相談を通じ自分の身の回りの持ち物を整理したり、治療や介護・葬儀の希望などをエンディングノートに書きとめ、来るときに備える「終活」に注目が集っています。

人生の終盤に向き合うことで自分らしく生き、これまでの人生を振り返り、もしもの時に残されたご家族が安心して暮らせることを改めて考えるきっかけとなる「終活」の一環として、ご自身で、またはご家族と一緒に葬儀について事前相談をされる方が増えています。

終活の「終」を、もしもの時のための準備、「活」を人生の後半を有意義に過ごすための活動と捉えると分かりやすいと思います。

終活を始める時期に「まだ早すぎる・・」ということはありません。定年後の生活を見据え、また、終活の中には手間のかかる作業もあるため、気力や体力が十分ある40、50歳代から始めるのもいいでしょう。先ずは簡単なことから焦らずにゆっくりと "これからの人生を、より楽しむためのライフプラン"と位置付け、ポジティブに取り組むことをおすすめします。
当社では、有意義な生活を送るために「事前相談」という形で、そのお手伝いをさせて頂きます。

葬儀の事前相談をすることにより、以下のようなメリットがあります。

・納得した費用と内容で準備ができる
・自分が行いたい葬儀の具体的なイメージを考えられる
・葬儀社の対応やサービス、ホール等が確認できる
・事前に準備しておくべき事項を整理できる など

最も大きなメリットは、事前に準備ができることで、もしもの時に慌てることなく、心に余裕が生まれ充実した生活が送れることではないでしょうか。「満足のいく送り方ができた」、「心置きなくお別れをすることができた」と思えるように、今から少しずつ無理のない範囲で準備することをお勧めします。

「終活」に関する事前相談は、創業50年の株式会社タイヨウまでお気軽にお問い合わせください。
0120-02-0983(「万一には先ず、お悔やみ」と覚えてください)
『対面事前相談』を随時受け付けております。

詳しくはこちらをどうぞ『無料相談・事前相談』>>


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2024年3月 4日

【葬儀での「新生活」とは?】

blog_20170303.gif群馬県をはじめとした北関東の一部にお住まいの多くの方にとって、葬儀の受付における「一般」の他に「新生活」という習慣は馴染みある葬儀マナーの一つでしょう。

この習慣は戦後の経済的に大変な状況な時に始まった「新生活運動」の一つで、参列者の香典・喪主側の香典返し等、双方の経済的負担を軽減する目的で行われていたものでした。香典の額を抑えることでご遺族が故人を見送った後に迎える新生活を応援するという趣旨です。当初は日本全国で推進されていたのですが、高度経済成長期を境に国民全体が裕福になるに従い衰退していきました。現在この習慣が残っているのは、群馬県や栃木県、茨城県などの一部地域とされていますが、昨今の不況続きに再び地方自治体単位で新生活運動を推進しようとする動きもあり、徐々に増えつつあるようです。

blog_03_01.jpg「新生活」で香典を包む場合は、不祝儀袋の表書きの脇に、「新生活」あるいは、「新生活運動の趣旨に添って お返しを辞退致します」などを記入しましょう。「新生活」の習慣がある地域のスーパーやコンビニでは、「新生活」であることと香典返し辞退の文章が印字された「新生活」用の不祝儀袋も販売されています。

香典で包む金額の相場は地域によって異なりますが、だいたい1,000円~3,000円です。地域によりあらかじめ金額が決められている場合がありますので、事前に確認しておきましょう。

地域によっては「新生活」の習慣がない場合もあります。葬儀前に確認しておくといいのですが、わからない場合は該当地域にお住いの方は今後のためにも、通常の不祝儀袋と「新生活」用の不祝儀袋の両方を準備していくことをおすすめします。

また、「一般」と「新生活」のどちらかで困る場合、あまり故人様との交流が深くなかった場合は「新生活」で対応する人が多いようですが、友人や同僚などの同じ立場の人が参列する場合は事前に相談して決めておくのも良いかもしれません。

「新生活」の慣習がある地域に引っ越しする場合や、この地域で行われる葬儀に参列する場合は、同行する親族や友人にたずねたり、事前に「新生活」について調べてておくと良いでしょう。

ご遺族に弔いの想いを伝えるためにも、その地域の習慣に沿った葬儀マナーで参列するようにしましょう。


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