2021年7月 2日

【散骨について① ~ 散骨とは】

blog_20170705.jpgお墓とは異なる新しい供養の仕方の一つとして、また故人の希望を汲んだ故人らしい弔い方の一つとして、『散骨』という供養方法が近年関心を集めています。一般的に散骨は遺骨を遺灰にし、故人様が生前望んでいた場合や遺族により故人様が好んでいた海、空や山などに撒き、自然に還すという自然葬の一つです。

主に、下記のような事情で散骨が選ばれています。
○亡くなった後は自然に還りたいと望む
○お墓を継ぐ人がいなく、やむを得ず「墓じまい」をする
○家族にお墓のことで負担をかけたくない
○経済的な理由でお墓を使いたくない


散骨について事前に考えておきたいこと

散骨は 個人で行うこともできますが、散骨して良い場所かどうか、周辺環境や住民への配慮、遺骨の扱いなどのマナーを守らないとトラブルになる恐れもあります。「墓地・埋葬に関する法律」によると、埋葬できるのは都道府県に許可された正式な墓地でのみ可能とあります。特に私有地や一部の禁止されている自治体などに散骨したり、遺骨を粉末状にせずに、そのまま散骨することは法律違反となりますので注意が必要です。沖合で散骨する『海洋散骨』は節度をもって行っている限り、トラブルが少ない実質的に合法的な埋葬のようです。

メリットとしては、故人の意向に沿った比較的自由な場所を選べます。例えば、故人が旅行好きな方なら、散骨しながら観光地を回る「散骨旅行」もいいでしょう。長い目で見て継続的なコスト面も抑えられます。

散骨後、形として残したい人のために、一部を散骨し他を遺骨としてお墓に納めるようにすれば、後々お墓参りでご供養することも可能となりますので、しっかりと考えた上で判断するするようにしましょう。


現在は散骨を行っている任せて安心な民間業者があり、当社では『海洋散骨』のご相談も受け付けております。
ご相談は創業50年の株式会社タイヨウまでお気軽にお電話ください。
0120−02−0983(「万一には先ず、お悔やみ」と覚えてください)
ご葬儀と合わせてご検討されてはいかがでしょうか。

供養の仕方は人それぞれですが、故人のご冥福をお祈りするという気持ちは、どのご遺族も同じでしょう。故人の想いに寄り添い、ご遺族が心安らかに供養できる方法を選びたいものです。


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2021年6月28日

【知っていますか?喪服のマナー ~女性編③~】

blog_170627.jpg「女性の喪服のマナー」の今回はメイクやアクセサリー、持ち物についてご紹介していきます。

●メイクや髪型
濃いメイクや派手な髪型、カラフルなネイルは葬儀の場では、遺族や参列者に不快な思いをさせるマナー違反となります。ノーメークも同様です。葬儀の場にふさわしいメイクは、薄っすらと化粧をする「片化粧」と呼ばれるメイクです。口紅を使わずにチークなども薄めに使いましょう。

ヘアメイクでは清潔感のある髪型にし、髪を束ねる場合もシンプルな黒のゴム、光沢のない黒のリボンやバレッタなどにしましょう。長い髪を束ねる場合は、耳より下程の位置でまとめるようにしましょう。一般的に耳より上でまとめるのが慶事、耳より下でまとめるのが弔事と言われていますので注意が必要です。また、整髪料などは無香料のものが望ましく、香水はつけないようにしましょう。
ヘアカラーなどで染めてある派手な髪色の場合、市販されている黒色の染色スプレーで一時的に黒くする方法もあります。

●バッグ
動物の殺生を連想させる革のバッグは避け、黒の布製をおすすめすることが多いですが、近年の葬儀の場では、シンプルな黒の革製のものでもかまわないとされています。とはいえ、爬虫類の革やアニマル柄の型押しのものは避けるようにしましょう。ショルダーバックや派手な金具や装飾が付いているもの、エナメル素材など光沢のあるものも避け、小さな手さげかセカンドタイプを選びましょう。これからバックを用意する方には、フォーマル用のものをおすすめします。

●アクセサリー
結婚指輪以外は付けないほうが良いとされていますが、白か黒のパールネックレス・ピアス・イヤリングであれば問題ありません。ネックレスは「不幸が重ならないように」の意味合いと「涙の象徴」とされることから一連のものを、イヤリングを着用される場合は小振りな一粒タイプを選びます。またこれらを同時に付ける場合は、同じ色のものにしましょう。
葬儀・法事においてアクセサリーは、"着飾る気持ちでは持たず、できるだけ控え目な装いを心掛ける"という意識が大切です。

●数珠
各宗派兼用できる数珠もありますが、ご自身の宗派のものを用意しましょう。
数珠は自分の分身ともいわれてきた仏具で、本来は一人ひとりがご自分の数珠を持つことがマナーで、たとえ身内であっても貸し借りは失礼な対応となります。これから用意する方には水晶やローズクォーツのものを、念珠入れ・念珠袋と一緒に用意することをおすすめします。仏教徒でない方は数珠を用意する必要はありません。

●ハンカチ
本来、お葬式に参列する時には白色のハンカチを使うことが正式といわれますが、喪服に合わせた黒色のハンカチを持つことも最近では一般的になっています。白、黒の他、グレーなどのシンプルなものを用意しましょう。同じ色の刺繍入りや控えめなレースがあるものも素敵です。フォーマル用のハンカチが販売されていますので参考にするといいでしょう。

●ふくさ
香典はふくさに包んで持参するのがマナーです。祝儀用は赤・オレンジなどの暖色系、不祝儀用は紺・緑・青・グレーなどの寒色系と、用途によって色が異なります。これから用意する方には、祝儀用にも不祝儀用にも、男性が無難に使用する場合にも使える紫のものがおすすめです。
また、ふくさを忘れた時は、代用として慶弔ともにふさわしい色のハンカチを使用することができます。

メイクや持ち物などは、葬儀の場にふさわしい装いを心がけるといいでしょう。何よりも大切なことは、故人を偲ぶ想いであり、同時にご遺族に配慮した心遣いと装いです。


【普段から準備しておきたいこと】
急に備えて喪服の他に、ご自分のメイクや髪型の仕方、 アクセサリーや持ち物も定期的にチェックしておきたいものです。また、黒か白のハンカチ、 数珠なども一箇所に置いておいたりすると慌てずにすみます。
葬儀は参列する方も準備の時間がなかなかありません。日頃からすぐに対応できるようにしておきたいものです。


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