2021年4月30日

【不祝儀袋の表書き キリスト教式】

blog_190430.jpgキリスト教式の葬儀は、仏式や神式と比べ不祝儀袋にまつわるマナーが大きく異なるため、仏式と同様な不祝儀袋を用意するとトラブルのもとにもなりかねませんので注意が必要です。

キリスト教式の不祝儀袋について説明します。
仏式や神式と違い、一般的に十字架の入った白色のものや百合の花の入っている不祝儀袋を使用します。ハスの花のある不祝儀袋は仏式のみとなりますので、間違えないようにしましょう。

キリスト教式の専用香典袋が用意できない場合は・・
キリスト教式は一般的に文房具店で購入できますが、需要が少ないため、小規模な店舗やコンビニには置いていないことがあります。その場合は、真っ白な「のし袋」に自分で表書きしたものも代用できます

〔キリスト教式〕の表書きは以下のように書きます。

・御花料 / 御花代 / 献花料(どれでも大丈夫です)
「式典に際し、お花をあげて下さい」という意味があり、カトリック、プロテスタント共通で使用できます。
※キリスト教式では本来、追悼儀式(法要)の際に現金を包むしきたりはありませんので、一般的にはこの形式の表書きに現金を入れて持参することが多いようです。
・御ミサ料
カトリック教会の式典のみで使用します。
・忌慰料(きいりょう)
プロテスタント教会の式典のみで使用します。

この他、仏式や神式の葬儀でも使われる「御霊前」もカトリックであれば使うことができます


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2021年4月28日

【不祝儀袋の表書き 神式】

blog_190426.jpg神道の香典については、仏式葬儀やキリスト教式葬儀と同じように持ち寄るのが一般的ですが、香典の表書きについては仏式などとは若干の違いがあるようです。

神式の不祝儀袋について説明します。
不祝儀袋の表書きは仏式と同じように毛筆、薄墨を使用します。ただし、ハスの花のある不祝儀袋は仏式ですので使用せず、白色の無地で水引は黒と白の結び切りのものを用意します。

〔神式〕の表書きは以下のように書きます。

・御玉串料
神前にささげる榊を主体とする『玉串』の代わりに納める金銭を意味するものとなります。
・御榊料
玉串料と同じ意味合いで使用できる表書きとなります。
・御神饌料
葬場祭、法要で使用できる表書きです。神前に供える金包となります。

また、神道では亡くなった50日後に、その家の守護神になるという考え方があります。このため、50日以前は霊の状態ということから、『御霊前』の表書きも使うことができます


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2021年4月26日

【不祝儀袋の表書き 仏式 ②】

blog_190424.jpg不祝儀袋の表書きは、正式には『薄墨の毛筆』で書きますが、なければ筆ペンでもかまいません。

○なぜ、薄墨を使用する?
「墨をすって濃くしても、あふれる涙で墨が薄まってしまう」
「書いた文字が涙でにじんで色が薄くなってしまう」
など、"悲しみで涙があふれ出る"という意味や、"急なことで墨をする時間がなく薄墨のまま書き駆けつけた"など『突然の訃報を悲しむ』という意味があるとされ、江戸時代から続いているとされています。

また、表書きにサインペンやボールペンなどを使うのは、作法上では略式とみなされるため、あまり良いことではありません。最近では、文具店やコンビニなどで薄墨の筆ペンなどが販売されておりますので、特に急ぎでない限りは正式の表書きをしましょう。

不祝儀袋の表書きは、葬儀や法要など式により違いがあります。
〔仏式の法要〕の場合は以下のように書きます。

・御仏前
四十九日法要後に成仏することから、それまでの「御霊前」に対し、四十九日法要以降は『御仏前』とします。
・御供物料
「供物を供えて下さい」の意味があり、どの宗派でも使用できます。
・卒塔婆料
卒塔婆を立てる時に使用し、『御塔婆料』でも大丈夫です。御供物料とは別に白無地の袋に包みます。

群馬県や北関東の一部の慣習として実施されている「新生活」で香典を包む場合は、不祝儀袋の表書きの脇に、「新生活」あるいは、「新生活運動の趣旨に添って お返しを辞退致します」などを記入しましょう。「新生活」の習慣がある地域のスーパーやコンビニでは、「新生活」であることと香典返し辞退の文章が印字された「新生活」用の不祝儀袋も売られています。

詳しくはこちらからどうぞ【葬儀での「新生活」とは?】>>


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