【散骨について② ~ 散骨のメリット・デメリット】

blog_170719.jpg一般的に散骨は遺骨を遺灰にし、故人様が生前望んでいた場合や遺族により故人様が好んでいた海、空や山などに撒き、自然に還すという自然葬の一つです。
ところで、散骨はお墓と比べて、どのような違いがあるのでしょうか?

〈散骨のメリット〉
メリットの一つは、金銭的な負担が少ないことです。お墓の場合、お墓の準備や納骨に関わる儀式、お墓の維持などに費用がかかりますが、散骨の場合は、粉骨費用と散骨費用のみで、お墓のように長年維持する必要もなく、管理や継承をすることもありませんので、継続的な費用がかかりません。海や山などの散骨場所や散骨方法など、故人が生前好んで足を運んだり、想いを馳せていた場所で散骨ができるのも魅力のひとつです。例えば、故人が旅行好きな方なら、散骨しながら観光地を回る「散骨旅行」もいいでしょう。

〈散骨のデメリット〉
デメリットの一つとして、すべての遺灰を散骨してしまうと手元に遺骨が残らず、お墓参りのような故人を偲ぶ場所がなくなってしまうことが挙げられます。樹木葬は樹木が墓標となりますが、海洋葬などは墓標となるものがありません。そのため、遺骨や遺灰の一部をお墓に入れたり手元に置いて供養したりする、手を合わせる墓標となるものを事前に決めるなど、散骨後の供養の仕方を考えておくことが必要です。また、散骨は一般的な供養方法ではないため、家族や親族の同意を得られないことも考えられます。すべての関係者が事前に同意し納得したうえで進める必要があるようです。

トラブルにならないためにも、散骨をされる場合は専門業者にご相談することをお勧めします。現在は散骨を行っている民間業者があり、当社では『海洋散骨』のご相談も受け付けております。
ご相談は創業40年の株式会社タイヨウまでお気軽にお電話ください。
0120−02−0983(「万一には先ず、お悔やみ」と覚えてください)
ご葬儀と合わせてご検討されてはいかがでしょうか。

最近では散骨をされる方に限らず、いつまでも故人様と一緒に過ごしたいという、ごく自然な気持ちの現れから、遺骨や遺灰を入れたアクセサリーを身につける方も増えているようです。
供養の仕方は人それぞれですが、故人のご冥福をお祈りするという気持ちは、どのご遺族も同じでしょう。故人の想いに寄り添い、ご遺族が心安らかに供養できる方法を選びたいものです。


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