2020年6月 3日

【永代供養について① 〜 永代供養とは?】

blog_170607.jpg近年、永代供養という新しい供養の形が注目を集めています。

永代供養は従来の親族や身近な方がお墓にお参りし供養することとは異なり、お寺や墓地・霊園の管理者が一定期間にわたって遺骨を維持管理し、供養してくれるというものです。永代供養は未来永劫というわけではなく、お寺や霊園ごとに期限は決められているものの、一般的には33回忌までとするところが多いようです。生前に永代供養の契約ができるということも、注目を集めている理由の一つでしょう。

契約期限後の遺骨は多くの場合、他の遺骨と一緒に合祀され、永代供養墓などで供養が行われるようです。これには決まりはなく遺骨を土に埋葬したり、遺骨の一部を骨壺に入れ残りは土に埋葬するなどの方法があるので、契約前に確認しておくといいでしょう。

永代供養の種類とその傾向

永代供養が広がりつつある背景には、家族の形態やお墓を取り巻く状況の変化が考えられます。近年では下記のように様々な形態で供養される方が増えているようです。

・個人墓
一般的なお墓は一族や家族が埋葬されますが、個人墓は1人だけが埋葬されるお墓のことです。例えば生涯独身の方が自分だけの遺骨を埋葬したいと希望される場合や承継者がいない、親族に負担をかけたくない等の理由で選ばれているようです。個人墓のデメリットとして、一定期間がたつと他の遺骨と共に合祀されることが多いことと他の永代供養に比べ費用が高い点があげられます。

・夫婦墓
納骨されるのは夫婦だけというお墓です。子どものいない夫婦が増えている現状、お墓の維持管理を続けることが難しい場合などに選ばれ、墓石には家名ではなく夫婦の名前が連名で書かれます。一般的には右側に夫、左側に妻の名前とし、二人目が亡くなり戒名が刻まれた時点で夫婦墓となります。夫婦墓は一代限りのお墓で、夫婦が亡くなってから33回忌、長い方では50回忌まで個別安置され、その後合葬されます。

・合祀墓
家族墓にこだわりたくない人達や同じ思想を持つ人達を1つのお墓に埋葬する際のお墓です。一般的な納骨が故人様一人一つの骨壷に収まるのに対し、合祀墓 は故人様のご遺骨を他の方のご遺骨と一緒に直接合祀墓に入れる形式になります。生前から合祀墓の手続きや費用を支払うことで、後々無縁仏にならないように合祀墓に納骨後も供養を永代に渡って寺院で執り行ってもらえます。ただ、注意しておきたいことは、ご遺骨は既に他の人のご遺骨と混ざってしまっているため取り出すことができない点です。

お墓を引き継ぐ人がいても子どもに負担をかけたくないという理由から墓じまいをし、永代供養を選ぶ方が増えているようです。
尚、永代供養墓に入るには、お寺や霊園の一定資格や条件を満たしている必要がありますので、検討される場合はご相談されるとよいでしょう。

ご家族それぞれに合ったお墓でご先祖様の供養を

永代供養と従来のお墓、どちらもご先祖様の魂が安らかにいられるよう供養するものに変わりはありません。今後の人生設計を十分考えた上で、ご家族に合った供養の形を選びたいものです。

『お墓についてよくある疑問や質問』はこちらから >>


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