2020年2月 7日

【キリスト教の拝礼作法】

blog_170209.gifキリスト教の葬儀では、故人との別れの儀式として「献花」が行なわれます。とはいえ、キリスト教において「死」とは悲しく不幸なことではなく、神に召されるという祝福されることとされています。

「献花」は白い菊や白いカーネーションを献花台に捧げる、日本特有の儀式でカトリック、プロテスタントのどちらでも行われています。近年では自由葬や無宗教葬などでも「献花」が行われるようになっていますので、流れや作法を覚えておくといいでしょう。また、菊やカーネーションの他に故人が好んだ花を献花する機会も多くなっているようです。

「献花」はお焼香にあたる儀式で、故人が安らかになるよう祈る気持ちやお別れの気持ちを示すためのものです。献花台に花を添えるとき、黙礼または遺影に一礼するときは、気持ちを込めて行いましょう。また信者でなければ胸で十字を切ったり、胸の前で両手を組んだりする必要はありません。

献花の順番は、喪主・ご遺族・ご親族・その他の参列者・神父または牧師の順になるのが一般的です。


以下が拝礼作法の順序となります。

1、遺族や神父または牧師に一礼したら、係の人から花を受け取る。このとき「花の部分」を右、手の平の上に、「茎の部分」を左の手の甲が上になるように両手で受け取る。
2、献花台の前に進み、花を受け取ったままの状態で祭壇に一礼する。このとき花は胸の高さで持つようにする。
3、花を時計回りに回転させて茎側を祭壇に向け、両手を下から添えるように持って献花台に供える。
4、黙祷または遺影に一礼する。
5、数歩下がり、遺族や神父または牧師に一礼してから席に戻る。


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2020年2月 5日

【キリスト教の葬儀とは?】

blog_170208.gif仏教や神道では故人が仏や神になりますが、キリスト教の考えではそうではありません。キリスト教では、死は神のみもとに召されることであり、永遠の命の始まりであると考えられます。そのため祈りを捧げる対象は故人ではなく神となります。

●キリスト教の通夜・葬儀
日本で行われているキリスト教の葬儀は日本独自のものです。通夜・葬儀にあたる儀式は教会や斎場、自宅で執り行われ、「カトリック」と「プロテスタント」それぞれ、以下のように葬儀の流れが異なります。その他、宗派や教会によっても若干内容が異なります。

◎『カトリック』葬儀・告別式の流れ
 葬儀と告別式を別に執り行います。

・葬儀
聖歌とともに神父入堂・棺と遺族入場 → 神父による開式の辞 → 葬儀のミサ(神父による聖書の朗読・故人が復活、参列者全員で永遠の命を授かる為の祈り など)
・告別式
聖歌とともに神父入堂 → 参列者全員で聖歌斉唱 → 弔辞・弔電紹介 → 献花 → 遺族あいさつ

◎『プロテスタント』葬儀・告別式の流れ
 葬儀と告別式を分けずに執り行います。

オルガン演奏とともに牧師入堂・棺と遺族入場 → 牧師による聖書朗読・参列者全員で賛美歌斉唱 → 牧師による説教 → 弔辞・弔電紹介 → オルガン演奏・黙祷 → 牧師による祈り・全員で賛美歌斉唱 → 遺族あいさつ

※カトリックでは"神父・聖歌"という言葉が使われるのに対して、プロテスタントでは"牧師・賛美歌"という言葉が使われるなど、宗派によって異なります。

●キリスト教の葬儀に参列する時の注意点
「カトリック」と「プロテスタント」では儀式に対する思想も異なります。
カトリックの葬儀は、故人の生前における罪を神に詫びて許しを請い、永遠の命を得られるように祈り、プロテスタントの葬儀は、故人は神のもとで安らかになり遺族を慰めるという考えがあるため、神に捧げる祈りが中心となります。

賛美歌や聖歌は知らなければ歌わなくても問題ありませんので、静かに拝聴しましょう。また信者でなければ胸で十字を切る必要もありません。

キリスト教で供えられるのは原則として生花のみで、これは仏教でいう焼香と同じ意味合いを持ち、供物を供える習慣はありません。不祝儀袋は無地の白封筒かユリや十字架が描かれたのし袋を用い、表書きはどちらの宗派でも使える「御花料」とするのがいいでしょう。

キリスト教では、「死」は悲しく不幸なことではなく、神に召されるという祝福されることなので遺族に声を掛ける場合は、「安らかな眠りをお祈り致します」など、そして、弔電を送る場合は「神のもとに召され、安らかにお眠りください」など、キリスト教に適した内容にします。

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