2020年1月24日

【神道の拝礼作法】

blog_170125.gif私たちの祖先は神社にお参りをし、神様から御神徳(御利益)をいただくためには、先ず自ら「心身の清浄」につとめることを、必須の条件と考えていました。現在でもこの作法は多少変化しながらも伝統として受け継がれています。

神道の拝礼作法は、式場入り口で両手と口を清める「手水(ちょうず)の儀」と、焼香にあたる「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」を覚えておきましょう。特に「玉串奉奠」では二礼二拍手一礼を行いますが、拍手はしのび手という"音を立てない拍手を行うこと"に気を付けましょう。


●手水(ちょうず)の儀
先ず作法の一番目となる、拝殿の横にある手水舎(てみずしゃ)でひしゃくに水を汲み、以下の全てを行い清めます。

1、右手でひしゃくを持ち、左手に水をかける。
2、左手にひしゃくを持ち替え、右手に水かける。
3、右手にひしゃくを持ち替え、左手のひらで水をためて口をすすぎ、水を再度左手にかける。口をすすぐ時は、ひしゃくに口が触れないように気をつけます。
4、ひしゃくに残った水でひしゃくの柄を洗う。ひしゃくの合(ごう:水を入れる部分)を上に柄を下にして、合から柄に水を滴らせる。
5、ひしゃくを伏せて置き、受け取った懐紙で口元と手を軽く拭く。


●玉串奉奠(たまぐしほうてん)
神社で祈願するときやお祭りをおこなうときには、神様にみずみずしい榊の枝に麻や紙を取り付けた「玉串」という榊の枝を捧げます。私たちの祖先は遠い昔から、榊に神々を招き、また神前に榊を供えてお祭りを行ってきました。
以下の作法で玉串奉奠を行います。

1、神職に一礼し、根元が右側にくるように玉串を受け取り、左手は下から右手は上から根元をつまむようにに持つ。
2、台の前まで進んだら玉串をおしいただき※、玉串の葉先が上、枝が下に来るように時計回りに90度回転させる。(※おしいただく・・・額の前辺りに持ってくること)
3、左手を玉串の枝に、右手を玉串の葉先に持ちかえる。
4、玉串を時計回りに180度回転させ、玉串の根本を祭壇に向けて、両手で台の上に置く。
5、2~3歩下がったら、2回深くお辞儀をし(二礼)、しのび手(音を立てない拍手、手のひらを合わせる寸前で止める)で二拍手、1回お辞儀(一礼)。神職、遺族に一礼して戻る。

余談ですが、仏教の葬儀が「故人の御霊を極楽へ送りだす」ための儀式であるのに対し、神道では「故人をその家の守護神に奉る」ための儀礼とし、「神葬祭」と呼ばれています。
※・・・守護神に奉る(たてまつる):神様を送る事を敬っていう謙譲語


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2020年1月22日

【「家族葬のアムール」のご紹介】

_blog_170120.gif故人様へご家族の想いや絆・愛情を分かち合う、大切な時間...。そんな葬儀のあるべき姿を追求したのが、株式会社タイヨウの葬儀ブランド"家族葬のアムール"です。

「アムール(amour)」はフランス語で"愛"を意味し、「家族葬のアムール」は"家族愛"を表しています。そして当ブランドのマークは、花びらで家族が寄り添う"家族愛"を、8枚の花びらからなる大輪の花で"家族葬"を表現しています。

群馬県内全域に"家族愛"という大輪の花を咲かせたい。それが私ども「株式会社タイヨウ」の願いです。

「家族葬のアムール」では、式場を1日1組様で貸し切りにしておりますので、故人様との最期のひと時を、ご自宅にいるように心置きなくお過ごしいただけます。

大切な故人様との最期のひと時を、心残りのないよう過ごしたいというご遺族の想い。「株式会社タイヨウ」はご遺族に寄り添い、お葬式を通じて「家族」を考える企業でありたいと願っています。経験豊富な各プランの専門スタッフがその全てをサポートし、最期のお別れを、納得のいく形で過ごす為のサービス、空間、時間をご提供させて頂きます。

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2020年1月20日

【仏式葬儀・告別式 参列時のマナー ~ 会場でのマナー】

blog_170111.gif受付や会場内での振る舞いは、通夜参列時と葬儀・告別式参列時でほぼ変わりません。

●受付(通夜で香典を渡していない場合)
簡潔なお悔やみを述べてから、一礼し香典を渡しましょう。香典はふくさの上にのせ、表書きが相手から読める向きにして両手で差し出します。その後、芳名帳に記帳して、受付に一礼したら会場に入りましょう。

代理として参列する場合は、必ず「誰の代理人として参列するのか」を受付に伝えましょう。香典の表書きと芳名帳は参列できない本人の名前を書き、その下か横に小さく「代」(妻の場合は「内」)と書き、代理人として参列したご自身の名前を書きましょう。

●受付(通夜で香典を渡している場合)
芳名帳への記帳のみを行い、会場に入ります。会場での席順は祭壇に向かって右側が遺族や親族、左側が一般の参列者で、祭壇に近いほど上座になるので、故人と生前関わりの深い方が座ります。故人との関係を踏まえ席を選びましょう。

●出棺
お別れの儀式が終わると出棺の儀式へ移行します。 出棺は故人とお別れをする最後の儀式の為、やむを得ない事情がある場合を除いては、遺族と一緒に丁寧にお見送りをします。喪主の挨拶が終わり、遺族が一礼したタイミングで、参列者側も一礼します。
待機時はコート類を着ていても、出棺時は寒くてもできるだけ脱ぎ、合掌や黙礼をして故人の冥福を祈り、静かに見送ります。

火葬場へ同行するのは遺族や近親者などのごく親しい人に限られるので、葬儀・告別式の参列者は出棺を見送ったら解散となります。
この時、霊柩車が見えなくなった途端に話し始めたり、笑い声を立てたりすることは慎みましょう。


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