2017年5月11日

【故人様の口座凍結の理由と解除手続き②】

blog_170511.jpg故人様の預貯金や口座は、故人様の死亡と共に凍結してしまいます。凍結とは、口座のあらゆる機能がストップし、入金も出金も振替も引き出しも出来ない状況になる事です。光熱費の引き落としなど故人様の口座を主に使用されていた場合には、家族としては非常に困る事態でしょう。そうなった場合、何をどうすれば良いのでしょうか?ここでは手続きの流れなど、解除方法をご紹介します。
 
口座凍結を解除する為に必要なものとは?
 
相続の方法が決まったら、役所に様々な書類をもらいに行き、銀行所定の用紙にも記入する必要が有ります。手続きに要する書類は金融機関によって異なるものの、故人様の生まれてから亡くなる迄の戸籍謄本は必須でしょう。これは、名乗り出ている相続人の他に、故人様の相続人がいないかを確認する為です。
 
<口座凍結解除に必要なもの>
・被相続人の出生から死亡迄の戸籍謄本(除籍・改正原戸籍)
・相続人全員の戸籍謄本と印鑑証明書
・遺産分割協議書(公正証書遺言の場合も有り)
・該当銀行の通帳、カード、印鑑
・銀行所定の用紙(相続人全員の実印の押印)
 
どの金融機関の場合でも、概ね上記の書類が必要になります。故人様の貯金や預金が複数の金融機関に預けられている場合には、上記の書類を各金融機関にそれぞれ提出します。相続人が遠方に住んでいる場合などは、書類のやり取りに時間を要する事となります。
 
 
高崎市・前橋市を中心に"創業40年の信頼と実績"
株式会社タイヨウへ、お葬式の全てをお任せ下さい!
無料電話365日・24時間受付
0120-02-0983までお気軽にご連絡を下さいませ・・・。

2017年5月10日

【仏壇の基礎知識③ ~ 仏壇の買い替えについて① 古い仏壇の処分の仕方】

blog_170510.jpg仏壇を買い替えるとき、古い仏壇はどのように処分するといいのでしょうか?

仏壇は故人やご先祖様の魂をお祀りする役割を持つものなので、タンスなどの家具のように不用品としてそのまま処分してはいけません。故人やご先祖様の魂を供養し、古い仏壇をただの木の入れ物へと戻す閉眼法要を行ってから処分するようにしましょう。ただし、浄土真宗では閉眼供養は行わず、仏壇への感謝の気持ちを込めてお経をあげるというように、一部宗教宗派では若干異なる場合があります。ご自分の宗教宗派のお寺に相談して、古い仏壇を正しく供養しましょう。

供養した古い仏壇は自治体の粗大ごみに出す、お寺や仏具店に引き取ってもらうという方法で処分します。閉眼供養後そのまま引き取ってくれるお寺や、新しい仏壇を購入すると古い仏壇を引き取ってくれる仏具店もありますので、事前に確認しておくといいでしょう。処分する前には仏壇の引き出しに何も入っていないことを確認するようにしましょう。

故人やご先祖様を長い間お祀りしていた古い仏壇には、ご家族の想いもたくさん込められていることと思います。今までの感謝の想いを込めて丁寧に供養し、新しい仏壇を迎え入れましょう。


高崎市・前橋市を中心に"創業40年の信頼と実績"
株式会社タイヨウへ、お葬式の全てをお任せ下さい!
無料電話365日・24時間受付
0120-02-0983までお気軽にご連絡を下さいませ・・・。